遊びをせんとや生まれけり

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電子レンジ爆発0秒前

1993年放映の連続TV番組『電光超人グリッドマン』の放送開始に歩調を合わせ

バンダイウルトラ怪獣シリーズ」の牙城に切りこむべく、番組メインスポンサーの

タカラ(現・タカラトミー)から続々リリースされた怪獣ソフビの一大ラインナップ、

その名も“電光ヒーローコレクション”シリーズ。

そんな“電光ヒーローコレクション”のラインナップより、今回はこの一体……

実写特撮TVシリーズの第7話に登場した二足歩行・恐竜型の正統派怪獣、こと

”火炎怪獣・フレムラー”をリペイントしたいと思います。

 

 

で、塗りあがりましたのがコチラ!

実際のスーツではなくデザイン画を参考にして造形されたが故か、映像作品よりも

かなり頭が大きめなイメージではあるものの……それでも全身のモールドの精緻さや

絶妙なプロポーション・バランスの良さなど、怪獣ソフビとしての色気と説得力は

小さめのサイズながら実に濃厚に匂い立っているこのフレムラー。

ですので、そんなソフビの出来の良さに敬意を示し……と言うか思い切り甘えて(笑)

プロポーションその他は特にいじらず、そのままストレートにリペイントの遡上にあげ

筆を動かしていきます。

ですが、このフレムラーに限らず、『グリッドマン』初期13怪獣の場合において

特に顕著なのは、彼らが暴れる舞台となるコンピュータ・ワールドの証明設定が

かなり暗めだったり、カラーライトが効きまくったりしているもんですから

それが故に「怪獣本来の色が判別しづらい」と言うことで(苦笑)。

それでも最近はアニメ版『SSSS.GRIDMAN』のヒットと好評に後押しされる形で

実写特撮版『グリッドマン』関連の書籍も多くリリースされ、それらの資料本には

屋外などで撮影された「怪獣本来の色」が判別できるスチールも多かったもので

リペイントの際にも大いに助けてもらえました(笑)。

以上、今回は「電光ヒーローコレクション」版フレムラーのリペイントでした。

映画『グリッドマンユニバース』も好評のようで、実にめでたいっ!