遊びをせんとや生まれけり

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宇宙怪獣イケブクロ散歩

従来の怪獣ソフビに、アクションフィギュア的な発想をも加え……

コスト高騰を怖れることなく、よりこまやかな形でのパーツ分割やPVCなどの異素材を

積極的に盛りこむことによって、一段上を行く遊び応えの怪獣玩具を目指そうと言う

バンダイ怪獣ソフビの新機軸、その名も「ウルトラ怪獣アドバンス」!

新番組『ウルトラマンブレーザー』の放映開始に歩調を合わせてリリース開始された

この新レーベルにおいて、記念すべきトップバッター・第一弾商品として選ばれたのは

やはり『ブレーザー』1話にてデビューを飾り、そのド迫力の暴れっぷりによって

多くの視聴者の度肝を抜いた”宇宙甲殻怪獣・バザンガ”君。

今後へのお布施などと小賢しいことは申しません、即購入です――

なんたってもう、『ブレーザー』1話における彼の傍若無人な暴れっぷりと

見事な戦いぶり、やられっぷりこそが何にも勝る販促だったものですから(笑)。

そんなわけで、ウキウキで開封のバザンガ。

ポピーの「キングザウルスシリーズ」や旧「ウルトラ怪獣シリーズ」に慣れ親しんだ

現行メイン購買層世代にはもっとも馴染み深いであろう約155センチのサイズ設定と

尻尾を別パーツ同梱することで、劇中におけるバザンガのフォルムとディテールを

危なげなく、適切に再現。

そして、本商品を「アドバンス」たらしめているのが
従来の怪獣ソフビにアクションフィギュア的発想を加えた可動部の多さで……

パーツ分割の多さに伴うコスト高騰に怯むことなく、触覚回転と腕部の棘伸縮と言う
ふたつのギミックが盛り込まれれて楽しませてくれます。

そう、「アドバンス」シリーズが箱入り販売になったのも

ひとえにこのギミックの多さゆえであろうことは想像に難くなく……

だって通常のソフビばりに「裸」で売られてたとしたら、絶対にどっかの悪ガキが

売り場で無茶な遊び方して壊しそうですもん、ねぇ(苦笑)。

以上、造形・遊びごたえともに申し分なく、新レーベルのトップとしては

上々の滑り出しを見せてくれた「アドバンス」版バザンガ。

 

ウルトラ怪獣と言えば可動・展開ギミックの宝庫でもありますので、

ブレーザー』登場怪獣以外の商品化にも期待が高まります。

そう、例えばネロンガですとかガボラですとかガクマですとか……

ああ、数えあげていったら本当にキリがない(笑)!!