毎年半ばより放映開始される、ウルトラマンシリーズ最新作の放映スケジュールと
完全に歩調を合わせて連動し、テレビで見たあの怪獣が、玩具売り場に行けば
待っていてくれる、とても恵まれた環境下でのリリースがウリとなっている
そんな通常の「ウルトラ怪獣シリーズ」枠でリリースされていく怪獣ソフビたちも
現在力の入った展開がなされている新機軸「ウルトラ怪獣アドバンス」に負けじと
ギミック面の強化であったり、或いは成型色に工夫が凝らされたり……などなど
「リアルな造形の良さ」へ、さらにプラスアルファがなされた意欲的な開発姿勢で
いい年をした僕の「怪獣少年ゴコロ」を大いにわくわくさせてくれています。
そんな「ウルトラ怪獣シリーズ」のひとつとしてリリースされた、現在放映中の
『ウルトラマンブレーザー』第4話登場の”軟体怪獣・レヴィーラ”。
クリオネと宇宙生物との人工的ハイブリッドであると言う設定から導き出された
異形のフォルムを、クリアソフビ成型でしっかりと再現し……
また、そんな新製品の販促と言う要請に応えるべく、得体のしれない挙動の数々や
液体化してはすぐに実体化する変幻自在の攻撃など、独特の「キモい」存在感を
しっかり見事にアピールしてくれた特撮演出の頑張りも特筆に値しますよね。