遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

本命はどっちだ!?

リサイクル店というやつには、何とも言えぬ独特の魔力があるようで……

たとえどんな場所に、どんな用事で出かけていても、看板を見るだけで

フラフラ~ッと引き寄せられて店内に吸い込まれてしまいます(笑)。

そんな道内に点在する古物屋さんのひとつに、先だって公開されたばかりの新作アニメ

ガールズ&パンツァー最終章 第四話』の鑑賞後にお邪魔しまして……

その店頭にて見つけました「お宝」のひとつが、こちら。

その名も「ガメラ ソフトフィギュアVol2」版、超音波怪獣・宇宙ギャオス

完成品フィギュアブーム華やかりし2003年にセガプライズからリリースされた、

ゲームセンターでのクレーンゲーム用景品フィギュアのひとつです。

ちょうど使える縫いぐるみが大映の怪獣倉庫に残っていたから、と言う理由によって

旧作スーツ故の劣化を銀色のスプレー塗装で上手にごまかし、なおかつ劇中における

(1969年当時の)新怪獣ギロンの威力を見事に見せつける鮮烈なやられっぷりによって

忘れがたい印象を残してくれた宇宙ギャオス。

 

実際の映画同様に「ギャオスの原型と型をそのまま流用できるから」と言う理由での

実に嬉しく、心憎い景品バリエーション展開であります。

大きさはちょうど、旧840円時代の「ウルトラ怪獣シリーズ」ソフビとほぼ同じ。

ゲーセン向け景品とは言いながらも、造形を担当しているのが知る人ぞ知るあの会社、

リアル怪獣ソフビの雄たるエクスプラスさんですから……

景品フィギュアだからと決して馬鹿には出来ないどころか、細部までこだわり抜いた

納得しかない造形クオリティには脱帽せざるを得ません。

ただ、どうしても製造コストなどとの兼ね合いで、塗装の一部省略は否めませんので

胸元などに赤色でのレタッチを施すと、より「らしく」見違えてくれそうですね。

で、このアイテムにおいて、ブンドド者として特にうれしいのは……

この通り、第十番惑星テラの宇宙円盤がおまけについてくるってコト。

いえいえ、むしろこっちが本命かも!?

ハイ、白状します。

今回のコレ、半分はこの宇宙円盤目当てで買いました(笑)。