遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

おきなわんだほー、気分はアゲアゲ!

”金曜日の夜7時。

 週末に向けて、気分をアゲていこう~っ!!”

……と言う、城間祐司氏による「あの」OPナレーションを諳んじることができるほど

今やすっかり金曜夜のお楽しみ、週に一度の貴重なリラクゼーション・タイムとして

僕の中で定着した沖縄テレビ放送の大人気ローカルグルメ番組、『アゲアゲめし』。

 

や、今はですね、各種のインターネット配信サービスが発達してるもんですから

沖縄県外・北海道民の僕も、ほぼリアルタイムで毎週楽しめてるわけなんですよ。

現代のインターネット環境の在り方については賛否あるものの、こういったかたちでの

「恩恵」については素直に享受したいですし、有難いなって思いますね。

アゲアゲめしAWARD 公式ガイドブック

アゲアゲめしAWARD 公式ガイドブック

 

そんな人気番組のガイドブックとして、番組内で紹介された店舗や料理の中から

視聴者投票の結果とともに厳選された100店をどどんと一挙紹介してしまう

楽しくも美味しそうな一冊が、昨年12月20日に発売!

 

……と聞き及び、居てもたっても堪らずに僕も入手。

何しろ沖縄ローカル番組のMOOKと言うこともあり、北海道内の書店においては

まず並ぶこともなく、よって書店店頭での注文後に2週間ほど待ち……

 

いやぁ、それだけ待った甲斐ありました、読み応えガッツリ!

何しろ元ネタたる番組の趣旨が趣旨ですので、沖縄県内における様々なジャンルの

「アガる」お店と、そこで供される美味しそうな料理の数々にじゅるりと涎が溜まり

空腹時に開けば絶対に目の毒以外の何物でもないと言う(笑)凶悪なその内容。

 

僕らもよく知る「沖縄グルメ」の定番ばかりではなく、むしろ全国的にありふれている

ラーメンやカレーなどの大定番メニューが、沖縄の地ではどんな風に愛されており

どんな需要のされ方をしているのか? と言う、県外からの訪問者には掴みづらい

一種「沖縄の方々の普段使いのお店」を伺い知れるのが大きなポイント――

何て言うんでしょう、北海道初のジンギスカン鍋や帯広風の豚丼など、我々道民には

お馴染みのメニューが、沖縄でも愛されてると知ると嬉しくなっちゃってね(笑)!

 

加えて編集を担当しているのが、百戦錬磨の「ぴあ」編集スタッフ陣ときてますから

写真の美麗さやレイアウトの巧みさ、随所に配された見出しロゴの賑やかさなどで

ただ美味しそうな料理・店舗紹介本であるのみならず、日本全国のローカルグルメ番組

数ある中でも、特にカラッと明るいイメージが魅力な『アゲアゲめし』ならではの

陽性の楽しい番組ムードをも、的確に読者の手元へ届けることに成功しています。

番組初代男性パーソナリティーのジョニー宜野湾さん、二代目の大川豊治さん、

女性パーソナリティーの嘉数ゆりさん(6月の一時休養の際は本当に心配でした!)ら

三人による撮りおろしインタビュー、と言いますか三社鼎談や、製作スタッフ陣の

インタビューにおける真摯な(でも、イイ感じにリラックスもした)コメントなどから

この『アゲアゲめし』が今なお沖縄県での人気番組として在り続ける理由の一端や

番組作りにも確実に反映されているであろう「現場のいい空気」が自然に察せられて

読みながら、僕も自然と笑顔になってしまいます。

北海道からですと、どうしても沖縄まで気楽に食べに行くわけにはいかないんですが

そのぶん「次」への意欲を掻き立てる起爆剤としてももってこいなこの一冊。

 

沖縄の「食」のいまに、より深く踏み込むための里程標として、あるいはただ単に

旨いもので目の保養がしたいあなたも(笑)必携の超・娯楽本です!!