小サイズにみっちり詰まったリアル造形の高密度と、バラエティ豊かな顔ぶれが
ずらり揃ったラインナップが評判の新「ウルトラ怪獣シリーズ」……
その華々しいデビューは、30年以上の長きに渡り、時代毎のウルトラキッズらの
よき友であり続けてくれたバンダイのロングセラー・旧「ウルトラ怪獣シリーズ」、
即ち840円ソフビのノウハウや販路などをストレートに受け継ぐことができたという
恵まれた境遇にも支えられていることを忘れるわけにはいかないでしょう。
そんな中から、今回リペイントの遡上にあげますはこちら……
1997年放映『ウルトラマンダイナ』中盤の節目となる25,26話の前後編にて
ヒーローをギリギリまで追いつめた強豪、”宇宙海獣・レイキュバス”君です。
で、塗りあがりましたのがコチラ!
98年のデビュー以来、長期リリースで何気にバリエーションの多い彼ですが、
今回は2007年「大怪獣バトル」期の再後期バージョンソフビをチョイス。
発売時期的に、まだまだ海外製造ラインにおける塗装工程の多さの恩恵に浴することで
全身のカラーリングは『ダイナ』本編の印象にかなり肉迫できている本アイテム。
ですので、そんな商品自体の素性のよさはそのまま活かし、明らかに劇中スーツに対し
商品での塗りが足りてない箇所にのみ、ちまちま色を足していくチョイ塗りスタイルで
今回は楽しむことにしてみました。
たったそれだけの手間でも、俄然「らしく」なって見違えてくれるのは、ひとえに
ソフビ自体の出来の良さゆえのもので、改めて感嘆あるのみです。
以上、簡単ではありますが……
今回は旧バンダイソフビ版レイキュバス、お手軽お色直しの巻でした~。