遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

沖縄スーパーの「超えてる」一冊です!

昨年5月の旅行以来、すっかり魅入られてしまった美ら島・沖縄。

道内にある沖縄料理系の店に通ったり、沖縄系イベントとみれば飛びついたり

すっかり心の一部が「あの南の島での短い日々」を改めて欲し続けてやまない中

どうせなら次はもっと深い「掘り下げ」によって沖縄を楽しんでみたいと言う

そんな欲求に突き動かされ、こんな一冊を入手です。

それが、こちら。

 

書名はズバリ……

沖縄のスーパーお買い物ガイドブック!!

沖縄のスーパー お買い物ガイドブック

沖縄のスーパー お買い物ガイドブック

 

沖縄県の方々の「普段使い」のお店、県内のあちこちに存在している沖縄ローカルの

様々なスーパーマーケットにスポットをあて、それぞれのお店の独自性やスタイル、

売られている各種商品の個性などから、より普段の生活に密着した「沖縄のいま」を

広く県外の読者にもアピールし、沖縄訪問時の参考にもしてもらおう……という、

二度目以降の沖縄旅行を見越し、その際には少し背伸びした目線で見てみたい、という

僕のような余所者にはもってこいの(笑)嬉しい一冊です。

サンエー、かねひで、ユニオン、リウボウストア、丸大……

沖縄在住の方々には恐らくお馴染みのものばかりでも、全く知らない我々県外人には

半ば「唐人の寝言」のようでもあったりする(笑)これらの店名。

 

だからこそ、それらの店名に言いようのない「異郷への憧れ」を掻き立てられつつも

普段使いのスーパーマーケットにこそ、自分の生活圏との共通項や数々の相違点をも

容易に見出すことが出来ると言うのも、また遠方への訪問の醍醐味でありましょう。

 

ちょうど僕が沖縄にお邪魔した5月は、沖縄における「清明祭(シーミー)」と言う

先祖供養の行事の時期だったのだそうで……だからこそ当地・沖縄で訪れたスーパーの

店内放送において「シーミーの準備は〇〇でどうぞ!」と言うのを聞いた際には

軽く、心地よいカルチャーショックを受けたものですね――

 

そうか、ここは「そういう」島なんだ、って。

 

それにも増して、本書に掲載されているそれら地元密着型スーパーのチラシにおいて

ランチョンミート198円(税抜)」と言うのを見た時には、こっち(北海道)では

まず考えられない価格設定だけに、羨ましくて身悶えしましたね(爆笑)!!

そんな多くの発見をするための道先案内として、或いは単純に楽しいビジュアルでも

ページをめくり、眺めているのが本当に楽しくなる一冊。

ある程度コンパクトな大きさで、なおかつしっかりと丈夫な製本になっていますので

沖縄旅行時、気軽にバッグへ入れて持ち歩けるのも嬉しいですね。