1983年・秋からのリリース開始より、約30年ものロングランを成し遂げ
そこで蓄積されたノウハウは、現行怪獣ソフビの大いなる礎ともなって
今もなお燦然と輝き続けている旧「ウルトラ怪獣シリーズ」。
そんな旧ソフビより、今回はこの一体……
1974年放映『ウルトラマンレオ』10話に登場し、主人公との浅からぬ因縁も含めて
強い印象を残してくれた"さすらい怪獣・ロン"を塗ってみようかと思います。
で、塗りあがりましたのがコチラ!
長期に渡ってリリースされた商品だけに、成型色などのバリエーションも数多く
モノによっては、劇中におけるロンのイメージとはかけ離れたものもあったりするのが
良くも悪くもバンダイ製旧ソフビの特徴。
そんなカラーバリエーションを素直に楽しむのも「玩具」的にはアリなのですけれども
その一方で、こうして劇中準拠のカラーリングで塗り直しを試みるって言うのもまた
「遊び」の方向性としては大いにアリだと思うんですよね。
てなわけで、方向性が決まったところで作業開始。
ドライブラシなどの併用で、じっくりと色を塗り重ねていきます。
そうすると次第に、玩具的キッチュさの影に隠れて見失いがちだったソフビ怪獣本来の
造形面での「牙」の鋭さが自然に浮かび上がってくるのが楽しいですね~、この趣味に
一度ハマってしまいますと(笑)。
以上、簡単ではありますが……
今回は旧「ウルトラ怪獣シリーズ」版・ロンのリペイントの巻でした~。