遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

ゴンゴン行こうぜゴンギルガン!

毎年半ばより放映開始される、ウルトラマンシリーズ最新作の放映スケジュールと

完全に歩調を合わせて連動し、テレビで見たあの怪獣が、玩具売り場に行けば

待っていてくれる、とても恵まれた環境下でのリリースがウリとなっている

現行のバンダイウルトラ怪獣シリーズ」。

ウルトラ怪獣シリーズ 209 ゴンギルガン

 

そんなラインナップの中から、新たに我が家の「怪獣家族」に加わったのは……

本年2月に公開の映画『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』で

パワフルにして凶悪な、劇場用の新怪獣たるに相応しい暴れっぷりを披露して

多くの怪獣ファンの心を掴んだ”妖骸魔獣・ゴンギルガン”君。

嬉しい事に本品、先日の僕の誕生日へのプレゼントなんですよ~。

この場をお借りしてお礼申し上げます、本当にありがとうございました!

さてさて、話をゴンギルガンに戻しまして。

 

「怪獣たちの細胞サンプルとダムドキシン(一種のナノマシン)が融合合体して

新怪獣が生まれる」と言う出自に相応しい、おどろおどろしくも力強いデザインで

劇中でもブレーザーとSKaRDを大いに苦しめてくれた強豪にして難敵だっただけに

このスペシャルな敵がどうしてビッグサイズの「DX」や「アドバンス」などで

発売されなかったんだ! と一部お嘆きの方もいらっしゃるそうですが……。

ですが、逆に言うなれば。

約10センチの小サイズにゴンギルガンの魅力をぎゅっと凝縮する造形の技にこそ

むしろ個人的には唸らされる思いです。

なぁに、本放送当時に通常サイズでしかリリースされなかった強豪や人気怪獣たちが

本放送から数年後にひょっこり大サイズやギミック付きでリリースされたりするのも

『ウルトラ』の歴史上ではザラですし、同時に長い歴史の蓄積そのものを武器にできる

長期シリーズの特権と思いますので、そこはもう全然焦ることないんですよね。

と言うわけで、小さいながらも凄味のきいた凄い奴……

ウルトラ怪獣シリーズ」版ゴンギルガン、無事にお迎えのご報告でした~。