「ウルトラ怪獣ソフビ」よりも一回り大きなサイズを前面に押し出すことにより
造形や価格設定ともども、映画怪獣のプレミアムな存在感のアピールを狙って
現在、精力的に展開されているバンダイの「ムービーモンスターシリーズ」。
そのラインナップとして、先日・7月24日に発売されたばかりの新製品……
1973年公開の映画『ゴジラ対メガロ』に登場した海底王国・シートピアの守護神こと
昆虫怪獣・メガロを、さっそくリペイントの俎上にあげてみました。
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何体あっても困りませんし、あればあるほど嬉しくなるのが怪獣ソフビ……
今回もまた御縁あって、新たな怪獣を我が家に「お迎え」できました。
それが、こちら!
去る7月24日・土曜日にリリースされたばかりのバンダイ製怪獣ソフビ・新製品二種です。
●「ムービーモンスターシリーズ」版・昆虫怪獣メガロ
かつての完成品フィギュア・ブーム全盛期のころのような、微に入り細に渡ってのフル彩色が
望めなくなって既に久しい児童向け怪獣ソフビの世界ではありますが……
そんな中でも成形色の吟味や、勘所を心得た部分塗装によって映画の「メガロらしさ」に
可能な限り肉薄せんとする姿勢には好感が持てます。
勿論、造形の良さについては言わずもがな!
●「ウルトラ怪獣シリーズ」版・変形闇怪獣ガゾート
最新作『ウルトラマントリガー』版ということで、実際の映像作品で用いられたアトラク用
(ですよね?)スーツを元に造形が成され……
結果、1996年放映『ウルトラマンティガ』登場のオリジナル版・スーツにおいての
精悍ささえ感じさせる獰悪さとは似ても似つかぬ仕上がりとなりましたが……
……ですがコレに関しては、正にその「オリジナルに似ても似つかぬ」ところにこそ
価値と存在意義がありまして。
そう、『トリガー』劇中における「闇怪獣」の絶妙なぶちゃむくれっぷりを
忠実すぎるほどに再現してくれた造形には文句のつけようもなし!
このアプローチがOKだってんなら、是非とも他の
「オリジナルとはかけ離れてしまった再登場怪獣たち」……
例えば『ウルトラギャラクシー』版のゴルザや『A』のベロクロン二世あたりも
全然イケると思うんですけど……
期待させてもらっちゃいけませんかね、バンダイさん(笑)?
“「ビームフラッシャー」は、光とエネルギーのカプセルだ。
ストロボ内蔵・ビームフラッシャーで
君もウルトラマンJ(ジョー)!
『ザ☆ウルトラマン』、光るビームフラッシャー。
ポピーより新発売!”
1970~80年代における、我が国のTVアニメやドラマ・CMに幅広く利用され
その映像に華を添え続けてくれたフレンチ・ライブラリー音源の数々……
今回は、D.Faule J.D.Mercier氏の作曲によるこのナンバーを。
番宣スポットやTV・ラジオの各種CM、ドラマ、更にはボートレース・ガイドなど
幅広い分野において幾度となく流用され、その高揚感あふれる曲調とも相まって
視聴者の気分を大いに盛り上げてくれた本曲。
個人的にはやはり、『ザ☆ウルトラマン』の本放映当時にポピーから発売された
玩具CMにおいての使用例が、幼少期から今に至るまでず~っと引きずり続けた
この胸の内の物欲ともども(笑)非常に鮮烈だったりしますね~。
冒頭のドラムロールを聴いただけで、モウ全身の血潮が滾る! 滾る!(笑)
日活“渡り鳥シリーズ”のパロディにその企画の端を発しながらも
奇抜なアイディア豊かなメインライター・長坂秀佳氏による脚本と
主演・宮内洋氏の「オレが!」演技の突き抜けっぷりの相乗効果で
東映特撮ヒーロー史にその名を刻み、今なお語り継がれている
カルト的人気作、1977年放映の『快傑ズバット』。
そんな『ズバット』の作品世界を彩った、印象的な劇伴音楽の中でも
絶対に避けては通れない特A級の超重要曲がこちら――
そう、日本全国の街々にてのさばる悪の大組織・ダッカー傘下の
悪党たちの前に、ギターをかき鳴らし現れるさすらいの私立探偵、
我らが早川健の登場テーマ。
このイントロが聞こえてくるだけで、もう心はウッキウキ(笑)!