1983年・秋からのリリース開始より、約30年ものロングランを成し遂げ
そこで蓄積されたノウハウは、現行怪獣ソフビの大いなる礎ともなって
今もなお燦然と輝き続けている旧「ウルトラ怪獣シリーズ」。
そんな旧ソフビより、今回遡上にあげますのはこちら……
映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』の公開と連動して
「ウルトラ怪獣シリーズ2006」SPとして華々しく発売された
デザインリニューアル版の分身宇宙人・ガッツ星人です。
で、塗りあがりましたのがコチラ!
1990年代終盤からの完成品フィギュア・ブームも追い風となって、
造形・塗装のクオリティともに、マスプロダクツ商品としては
文句のつけようもない傑作・佳作アイテムが次々に連打された
そんな幸福な時期の製品だけあって、この劇場用リニューアル版
ガッツ星人もまた、商品デフォルトの状態で充分鑑賞に耐えうる
ハイクオリティなソフビ人形なのですが……
そこに敢えて手を加える、ってのもまた楽しいわけでして(笑)。
そんなわけで、今日も今日とて作業開始。
今回は映画『メビウス&ウルトラ兄弟』以降も延々と使い回され、
2014年の時点で一度お色直しがなされたガッツ星人スーツ……
『ウルトラマンギンガS』に登場したガッツ星人・ボルストですとか
劇場版『ウルトラマンオーブ』に登場したガッツ星人・ドッペルなどをイメージしつつ、
全身の青部分や嘴などの色を、2006年版よりもかなり淡い感じで再塗装してみました。
いつも通りの、いつもの手順で作業を進め……
最終的にはこういう着地点に落ちつきましたが、いかがでしょう。
以上、簡単ではありますが……
今回は旧ソフビSPシリーズ版・ガッツ星人のリペの巻でした~。