遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

狙われた街

毎年半ばより放映開始される、ウルトラマンシリーズ最新作の

放映スケジュールと完全に歩調を合わせて連動し、テレビで見た

あの怪獣、この怪獣が、玩具売り場に行けば待っていてくれる

ある意味、とても恵まれた環境下でのリリースがウリとなっている

現行のバンダイウルトラ怪獣シリーズ」。

そんな中から今回リペイントの遡上にあげるのは、彼……

1967年『ウルトラセブン』でデビューした、もはや説明不要と言って良い

ウルトラシリーズ屈指の人気宇宙人、”幻覚宇宙人・メトロン星人”です。

 

 

 で、塗りあがりましたのがコチラ!

2013年に「ウルトラ怪獣500シリーズ」と銘打って、定番怪獣ソフビが

一斉ダウンサイジング&リニューアルがなされた際に、当然のことながら

このメトロンもラインナップに加えられておりまして。

その際に定価設定や製造コストなどとの兼ね合いによって、塗装面では

大幅に作業工程が省略されていたりしたものの、そんな不満点を補うように

造形面でのクオリティは総じて向上し、シリーズ全体で安定していますので

じっくり腰を据えて塗り込めば、ぐんと見栄えもして見違えて来ると思います。

そんなわけで、さっそく作業開始。

カラフルな色遣いが印象的な宇宙人ですので、「色の足りていない箇所」に

必要な色を置いていくのはもはやリペイントの大前提ですが……

加えてこのメトロンの場合、艶を出すべき箇所と消すべき箇所とを

塗装の際にくっきり強調してやりますと、より質感のメリハリが効いて

「らしい」仕上がりになってくれるかと思います。

以上、今回は現行ソフビ版メトロン星人のリペイントの巻でした。

リリースされたのが2013年ですから、かれこれ「彼」も10年選手ですが……

なんの、良いおもちゃはいつ遊んだって楽しいんです!