1967年当時のテレビアニメ中にあって、完全に頭一つ抜けた
洒脱なセンスの良さが全編にみなぎるスピーディーな作劇で、我が国の子どもたちは勿論
海外でも『Speed Racer』のタイトルで大人気を博した『マッハGoGoGo』。
その作品世界を彩る、越部信義氏による流麗な劇中音楽の数々は
通常のようなまとめ採りにとどまらず、番組のシリーズ構成の要求に応え、
各エピソードごと必要に応じて、新規の音楽が新たに録音されていたと言う贅沢さも
サントラファンの語り草。
そんな『マッハ』第7,8話の前後編において異様な存在感を音楽と共に見せつけてくれた、
金塊強盗団の“マンモスカー”登場シーンのために書き下ろされた専用曲がこちら!
列車もかくやの巨体にものをいわせ、傍若無人に突き進み続ける
ゲストメカのド迫力は、やはり本曲抜きには考えられません。