”君を支えるスペシウムエネルギーは
プランクブレーンからの非コンパクト化への負荷と同時に、
他生命体との融合情報を維持する状態では急激に消耗する。
ネゲントロピーを利用した私と違って、
活動制限時間はかなり短いはずだ――
……それまでに私を倒せるか!? ウルトラマン!!”
(映画『シン・ウルトラマン』より、メフィラスの台詞)
ウルトラアクションフィギュア メフィラス(シン・ウルトラマン)
ウルトラマン関連映画の中ではトップの興行収入を叩き出し、衝撃の映像とともに
数多くの興奮とカタルシスを与えてくれた映画『シン・ウルトラマン』。
その劇中における、禍威獣・外星人たちとウルトラマンが繰り広げた幾多の名勝負でも
人間体・および声の演技を担当した山本耕史氏の怪演とも相まって特に印象深く、
高い人気を獲得した外星人メフィラスとウルトラマンの一騎打ちのシーンに流れ
オリジンたるTVシリーズ第33話「禁じられた言葉」のそれに勝るとも劣らない
手に汗握るエキサイティングさを盛り上げてくれたのが本曲です。
鷺巣詩郎氏の作曲による、金属的かつ荘厳なロック・ビートが冴え渡る本曲。
そう、故・宮内國郎氏のスコアから鷺巣氏のスコアへのバトンタッチがなされた
本曲が流れ始めたあたりから、単に初代『ウルトラマン』の現代リメイクに留まらない
独自の作品として『シン・ウルトラマン』が更なる輝きを放ち始めたんですよね。