遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

超獣10万匹! 奇襲計画

マーミットの『怪獣天国』(タグ印刷では「世紀の大怪獣』)シリーズにおいて

初のスタンダードサイズ・ソフビ化がなされた、『ウルトラマンA』第9話登場の

忍者超獣・ガマス”。

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今回、そのマーミット製ガマスもリペイントが完了致しましたので、改めて

この場にて皆様にご報告させて頂こうかと思います。

 

 

じゃじゃーん、こちらですっ!

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塗装そのものは、代わり映えのないいつも通りの手順。

ラッカー系塗料によるオール筆塗りです……っと、それ自体は別によいのですが

この時期のラッカー系は、むしろ換気の方が大変で。気温的な意味で(笑)。

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加えて今回の塗装では、本編映像やスチールなどから受けた印象に沿って

「特撮スタジオでの激しいアクションによる、土埃を被った感じ」をイメージして

全体の色合いを整えてみました。

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アリブンタ&ギロン人、ブロッケン、ドラゴリーら、華のある超獣たちによる

派手なイベント編が連打された直後の通常エピソード登場、ということもあり

知名度という点では若干劣るこのガマス君ですが、その妙に愛嬌のある表情や

当時最高峰の特撮技術を駆使して描かれた「写真の中から無数に実体化する」

その怪能力のインパクトは、故・市川森一氏の脚本にて活き活きと描かれた

今野隊員&鮫島純子の軽妙かつコミカルなやりとりが光るドラマの楽しさとともに

『A』の思い出を語る上では、決して外すことの出来ない一匹です。

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以上、今回はマーミット版ガマスのリペイントの巻でした。

その商品クオリティとともに、評価のほうも賛否両論まっぷたつに分かれて

なかなか定まることのない(苦笑)マーミットの怪獣ソフビですが……

少なくともこのガマスに関して言えば、これはなかなか悪くないブツかなと。

 

自分の手でリペイントを施したことで、更に愛着が深まってしまいました――

こういう喜びがあるから、「手を動かす娯楽」はやめられませんよね。