遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

主人公

ワタクシめが心より敬愛してやまないシンガーソングライター、“まっさん”こと

さだまさし氏が、1978年にリリースした3枚目のソロ・ヴォーカル・アルバム

「私花集(アンソロジィ)」収録を初出として、それから10年後の1988年には

シングル・カットもなされた一曲です。

まっさんの膨大なディスコグラフィー全体を対象としたファンの人気投票では

「関白宣言」や「恋愛症候群」など、シングル・ヒットを飛ばしたナンバーを抑えて

常に堂々の第一位に君臨し続けている本ナンバー。

 

まっさんのステージ・トークネタとしても有名な「恐怖の声枯れ事件」によって

喉を痛め、歌唱法の変化を余儀なくされてしまう以前の、ボーイソプラノばりの

美しい高音の伸びとともに、若き日のまっさんならではの感性のみずみずしさを

しみじみ堪能できるのは、やはり初出の「私花集」版ならではですよね~。

“こういう歌が人気No.1だってことで、

 みんな自信なく生きてるのかなって感じた。

 つくってよかったと思ってる。

 一番、つくってよかったと思ってる歌かもしれない”

日本放送協会出版「NHK趣味講座 さだまさし音楽工房」テキスト内

  コラム“インサイド★ストーリー あの日 あの歌”より、さだまさし氏の談話)