遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

ヌラっと出てきた怪獣は

従来の怪獣ソフビにアクションフィギュア的な発想をも加え……

コスト高騰を怖れることなく、よりこまやかな形でのパーツ分割やPVCなどの異素材を

積極的に盛りこむことによって、一段上を行く遊び応えの怪獣玩具を目指そうと言う

バンダイ怪獣ソフビの新機軸、「ウルトラ怪獣アドバンス」。

好評だった第一弾・バザンガに続いての市場デビューとなるのは彼……

最新作『ウルトラマンブレーザー』3話登場の”甲虫怪獣・タガヌラー”君です。

てなわけでタガヌラー、さっそく開封

同じ第3話において初出動となったSKaRDの特戦獣・アースガロンの初陣相手として

「一緒に遊ぶ」こと前提で商品化がなされたことは想像に難くありません。

様々な昆虫の特徴をデタラメに寄せ集めたかのような、異形かつ個性的なシルエットと

「新エネルギーを餌として世界各国を徘徊し、巨大化を続ける」と言う習性の明快さ、

そしてアースガロンおよびブレーザーとの迫力満点なバトルの魅力などなどが相まって

デビュー間もないながらも、このタガヌラーも実に「愛い」一体になりました。

そんな可愛いタガヌラー君を、放送当日のおもちゃ屋でほぼ確実に手に取れる!

やー、これは無条件に嬉しいことですよ、本当に。

自らの手に取り、様々な角度から思いのままに眺めて楽しめるソフビ人形だけに

タガヌラーのディテール。フォルムが相まった異形美に改めて酔わされ……

と同時に、この「アドバンス」ならではの魅力が”可動”!

タガヌラーの場合は両手の鎌が硬質素材であり、かつ付け根がボールジョイントで

ぐりぐり動かしてよりアクティブなポージングが楽しめるようになっています。

それはさておき、このタガヌラー。

大きなお友達の中には、3話劇中での「片方の大鎌を破壊された状態」の

再現のため、二個め購入を試みる向きも多いんじゃないでしょうか(笑)。

 

で、記事の締めはレッツ・ブンドド(笑)!

アースガロンもタガヌラーも、メイン購買層の児童が持て余さないように

カッチリとした可動性能が小気味よく、空想を手のひらの中に再現する

「お人形あそび」のプリミティヴな喜びを、ひしひしと指先と心に感じさせてくれる

掛け値なしでの好アイテムですね。

 

だからこそ……これからの展開にも、今から超期待であります!