買い求めやすい価格設定と集めやすいサイズ、そしてラインナップに加えられた
怪獣たちのメジャー・マイナー取り揃えた絶妙にバラエティ豊かな顔ぶれによって
多くのファンから好評とともに迎えられている現「ウルトラ怪獣シリーズ」。
それらの中から、このたびリペイントの遡上にあげますは……
『ウルトラマンA』の記念すべき第1話に登場し、その優れたデザインと造形、
パワフルなその暴れっぷりで「超獣」の圧倒的なパワーを鮮烈に印象づけた
”ミサイル超獣・ベロクロン”君であります。
で、塗りあがりましたのがコチラ!
なんせもう、今現在のウルトラ怪獣ソフビを語る上でどうしても避けられないのが
海外工場の人件費や原材料費などの高騰に伴う、実際の商品における塗装工程の
著しい省略っぷり。
ですが、逆に言えばそんな塗装の省略っぷりも、ユーザーサイドに「塗装」と言う
もうひとつの楽しみを与えてくれたのだ……と解釈できないこともありませんので
ここはひとつ、限りなくポジティブに捉えて(笑)作業開始です。
基本的には商品デフォルト状態の成型色や塗装などを活かしながら、身体各部の
「塗りが足りていない」」箇所にちまちま塗り足していったり、あるいは全身の
色彩のメリハリや奥行きを強調したり……という「いつも通り」の工程。
そして作業を進めていくごとに、隠されていた造形の「牙」が剥き出しになるのは
ひとえに商品自体に秘められたポテンシャルの高さゆえなんですよね。
以上、簡単ではありますが……
今回は現行ソフビ版・ベロクロンのリペイントの巻でした~。