遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

魔の怪獣島へ飛べ!!

玩具的な愛らしいデフォルメとフィギュアとしてのリアルさが上手く調和した造形、

手に取りやすく集めやすい絶妙のサイズ&価格設定、怪獣ソフビファンの心を擽る

ラインナップ選定のバラエティ……などの諸要素が相まって、リリース開始と同時に

多くの支持を集めているバンダイの現行「ウルトラ怪獣シリーズ」。

そんな中から、今回リペイント遊びの遡上にあげますはこちら……

ウルトラマン80』の夏休みシーズンに相応しい前後編においてデビューを飾り

後の2019年『ウルトラマンタイガ』での再登場に歩調を合わせてソフビ化がなされた

いぶし銀の強豪、"吸血怪獣・ギマイラ"君です。

 

で、塗りあがりましたのがコチラ!

なにせ『80』でのデビューから優に40年超が経過していますので、後の

『タイガ』にて新造されたスーツも1980年当時の完全再現と言うわけではなく

映像の解像度その他で、どうしてもイメージの差異は生じるわけですが……

ソフビの造形は『タイガ』版よりもむしろオリジナル版に忠実な作られ方ですので

それならば『80』版を念頭において塗っちゃおうじゃないか、と。

そこはもう、お金出して買ったのは僕なんで、もう好きなように(笑)。

商品デフォルトの状態でも、ギマイラらしいイメージを崩さないように配慮がなされて

限られたスプレーワーク工程で工夫が凝らされてはいますものの、やはりどうしても

玩具的な「軽さ」は拭えなかったりしますので……

改めて筆を入れていく際にも、敢えて複数の塗料を塗り重ねていくことによって

ソフビ成型色剥き出しの単調さとは異なる、より劇中スーツのイメージに近い

色調の奥行きや複雑さを醸し出せるように、と念じつつ(笑)作業を進めて

こんな感じに仕上げてみましたが、いかがでしょうか。

と、こんな感じで、簡単ではありますが。

バンダイ・現行ソフビ版のギマイラ、こんな感じに塗ってみました~。