遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

さようなら円盤生物! 暗黒への出発

集めやすい小サイズと手軽に買える低価格、それに反比例する造形クオリティ。

玩具店売りのスタンダードサイズ・ソフビの影に隠れ、ともすれば低く見られがちな

お菓子売場のスター、バンダイのラムネ菓子玩具「ウルトラマン対決セット」の

食玩ミニソフビもまた、その意外なラインナップや造形クオリティの高さなどで

根強い多くのファンを有している、楽しくも奥深いラインナップです。

と言うわけで今回リペイントの遡上にあげますのは、2002年にリリースされた

「DXウルトラ対決セット3」より、『ウルトラマンレオ』最終回に登場した

ブラックスター最強最後の刺客、”円盤生物・ブラックエンド”君です。

 

 

で、塗りあがりましたのがコチラ!

「対決セット」版ミニソフビの多くがそうであるように、これもまた

2000年代以降の造形ノウハウの恩恵をたっぷりと受け、その小サイズの中に

みっちりと詰め込まれた造形の密度に驚かされてしまう、怪獣のソフビとして

実にクオリティ&満足度の高い逸品に仕上げられています。

が、その一方で……

気軽に手に取れる低価格帯に抑えなければならない、と言う販売形態の都合上

どうしても細部の塗装は省略されてしまうのもまた事実なわけで。

そんなわけで、基本的な塗装や成型色などはそのまま活かしつつ……

塗装の及んでいない(と、判断した)箇所に色をちまちま「足して」いくという

ごくお手軽なやり方でリペイントを楽しんでみました。

以上、またまた簡単ではありますが……

今回は食玩「対決セット」版・ブラックエンドのリペイントの巻でした。