もはや説明不要と言ってよい時代劇の大定番タイトル、「金さんもの」……
テレビでも幾度となくシリーズ化され、そのたびに好評を博してきた中でも
かのNHK大河ドラマを向こうに回して大善戦し、足掛け四年の長きに渡り
お茶の間で親しまれてきた、故・中村梅之助氏の主演作にして当たり役でもある
1970年放映『遠山の金さん捕物帳』の主題歌が、今夜ご紹介の本曲です。
小唄のテイストとブギの軽妙さを巧みに両立・共存させたメロディの洒落っ気と
肩の力が抜けた男声コーラスの方の力の抜け具合などから自然に醸し出されてくる
「ミスマッチ感覚」の楽しさが耳に心地よい本曲。
このヴォーカルをとる”親分&子分ズ”、こんな「いかにも」なネーミングにも関わらず
番組のための企画ユニットではない、と言う事実にも軽く驚きです(笑)。